無職からの脱出日記 by 瀬戸

アラサー無職の日々

BTOOOM!(ブトゥーム)感想 最終巻が2種類あり漫画では珍しいマルチエンディングになっている

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BTOOOM!(ブトゥーム)という漫画が面白かった。
なんと漫画にしては珍しい最終巻を2パターン用意しているという点。
 
作者が元ゲームクリエイターということもあって、RPGでよくある選択肢の選び方によってその後のストーリーが変わるマルチエンディングを漫画に持ってきている。

 

BTOOOM! 1巻 (バンチコミックス)

BTOOOM! 1巻 (バンチコミックス)

 

 

 
まずBTOOOM!(ブトゥーム)という漫画について
あらすじ
 
自宅で日々オンラインゲーム「BTOOOM!」に没頭していた坂本竜太は、世界ランキング10位の日本人プレイヤー「SAKAMOTO」として注目される存在で、運営会社ティラノスのデバッグをしていた。定職に就かず、引きこもり同然の彼を持て余した母親は、ティラノスから送られた用紙に息子の名前を書いて、自らは自殺未遂を図る。
ある日竜太は、南海の孤島のジャングルで目を覚ます。そこにいる理由も分からぬまま、竜太は同じく島へ連れ去られて来た人々との、効果の異なる8種類の爆弾「BIM」を駆使した、リアル版「BTOOOM!」による殺し合いを強いられることになる。各プレイヤーの左手に移植された「8つのICチップ」を奪うことでゲームクリアを目指すルールにより、32人のプレイヤーのうち最大4人しか生還できない熾烈なゲームであった。

 

 BTOOOM! - Wikipediaより

 
 
パソコンゲームが実際の世界でも行われて生死をかけた戦いで極限状態の中で参加者各自のトラウマを克服していくというストーリー。
 
 
 
 
で、最終巻の26巻が2種類あるという点。
 
ラストバトルに分岐点を作ってそこでエンディング(ゲームの終わり方から現実世界に戻った後の話)が変わるようになっている。
 
作者の巻末コメントが素晴らしかった。
出版社の意向を取り入れたのがライト(友情)編、僕の好きなように描いたのがダーク(真実)編です。
というコメント。
 
もう最高としかいいようがない(笑)
 
 

↑ 作者のツイッター

 
 
やっぱり漫画家さんって自分の好きなように描いているようで実際にはそうではない。
 
出版社や編集者の意見もある程度は取り入れないといけないみたいだし、また漫画の連載終了のタイミングも自分では決めれない。
 
売れないと数ヶ月で打ち切られてしまうし、売れたら引き伸ばしをして長々と描くことになる(描かされる)。
 
そんなしがらみがある漫画家と出版社の間で両者にとってWin-Win?になるように2種類のストーリー(エンディング)を用意した作者の発送が素晴らしい。
 
 
 
ライト編とダーク編をそれぞれ読んだ感想としては、やっぱりダーク編の方が面白かった。
 
 
出版社の意向(読者受けしそうなネタ)よりも描きたいように描かれているダーク編の方がライト編よりも作者の世界観や価値観を感じることができる。
 
ただこれは両方読んでこその面白さでもあるので2つとも読まないとダメだけど(笑)
 
めちゃくちゃ面白かった。