ぴーせとさんの日記

なんてことない日常

「ハンターハンター」冨樫義博と「東京喰種」石田スイの対談とヒソカの過去編が面白い

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ハンターハンター関連の記事2連続更新です。
前回記事はこちら↓

ハンターハンター34巻感想〜クロロVSヒソカ戦が熱い!〜 - チラ裏に書き留めておくもの


今回は今から1年前の2016年にハンターハンターの作者冨樫義博と東京喰種の作者石田スイの対談と石田スイが描いたヒソカの過去のマンガについてです。


ハンターハンター34巻が発売されたのをきっかけにいろいろハンター関連でネットサーフィンしてた時に見つけたのですがこれが、、、めちゃくちゃ面白かった。

特にヒソカの過去編の話。


目次!


対談で気になった箇所

まずは対談と過去編のリンクです。

読んでない人は先にこちらからどうぞ!

www.shonenjump.com

 

 

石田スイ 「そうですね、中学生の時に漫画の模写を初めてしたのがヒソカだったんです。天空闘技場でバトルしたあと、風呂上りのヒソカが髪を下ろしてるシーン。あれがもう、ものすごくかっこよくて、描かなきゃと思って(笑)。」

 

冨樫義博
「オールバックのキャラの髪を下ろすのは、確かに僕も好きです。」


わかる・・・

冨樫義博の作品での代表的なオールバックキャラと言えば
ヒソカ、クロロ、そして幽☆遊☆白書の浦飯幽助だ。


確かにみんな髪を下ろしたシーンが描かれてましたね。

特にクロロの前髪おろしは個人的に印象深いです。

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なんでしょう・・ギャップですかね。
普段はバシッと決めている人が気を抜いた瞬間だったり、戦闘体勢からナチュラルモードの気分になっているこのギャップがいいですよね。

 


中学生の時に好きだった女の子が修学旅行のお風呂上りに普段はコンタクトレンズなのに、黒縁めがねをかけてるのを見て「おっ!?」となる気持ち。

二面性だったり、今まで知らなかったその人の新たな一面を知るこの感覚。


このギャップに惹かれる人間の特性を漫画で表現している冨樫はやっぱりすごい。

 

石 ヒソカが登場する全ページに付箋を貼ったり、ヒソカのセリフ中に出てくるトランプのマークに、法則性がないかとか。

冨 あれは勘でやってますからね(笑)。

石 特に決まりはないんですか?

冨 ほとんどないですね。

〜中略〜

冨 あの気まぐれ具合をどのくらい出せるかが重要なので、自分の中で「こう動かそう」と思っている時ほど動いてくれなかったりしますね。それよりも開き直って、何も考えない方が勝手に動いてくれるんです。今の本編でのネームもそんな感じで、周囲の環境やバトルの設定だけを与えて、ヒソカの動き自体はキャラクターが動くがままに任せてみると、最後は上手くハジけてくれました。


法則を探そうとしたのに作者からあれは勘や気まぐれで表現してますよ、と言われて徒労に終わった石田スイさんドンマイです・・(笑)


昔、「数学の証明を思いついたけど余白がないから証明の手順は省きますね。」と言って、数式だけ残したフェルマーの最終定理を思い出しました。

適当に考えた数式を、何十年・何百年もかけて後世の数学者が辻褄を合わすように何とかフェルマーの最終定理を証明した、あれです。


いや・・フェルマーの最終定理は証明できたから良かったものの、ヒソカのトランプマークは証明できなかった石田スイさんの徒労を考えると泣けてきますね。

 

ただヒソカの出てくるページを読み込んだからこそ、あの過去編の面白さやヒソカらしさが表現できているわけで、結果的には徒労に終わらずに済んだわけです。


冨樫、いやヒソカの気まぐれに感謝です。


などなど・・・

この対談は面白かったのでハンターファンは必見ですね。

 


ヒソカ過去編

ハンターハンターの中でも謎多きキャラ、ヒソカの過去編が読める今回の対談企画。

先に注意しておくと、これは冨樫義博自身が書いたものではなく、東京喰種の石田スイ氏が描いたものである。


ハンターハンターのファン(特にヒソカファンだった)の石田スイ氏に集英社の編集部が

ヒソカの話を描いてもらえませんか?

と石田スイ氏に頼む。

 

その後、冨樫義博氏にも編集部から

石田スイさんに密かの話を描いてもらおうという企画を考えているのですがどうですか?

と打診があり、冨樫義博氏が

OKです!好きに書いてください!

と返答を受けて、今回のヒソカの過去編が誕生した。


過去編の話というのは、ヒソカの少年期でおそらく12,3歳くらい?の話。

ヒソカがとあるサーカス一座に拾われて、そこで出会った人達とのやり取りや念能力を習得するまでが描かれている。

 

 

登場人物

ヒソカ:今回の主人公、ゴンやキルアと同じ年代の頃の話と思われる

 

アバキ:ヒソカ少年と同世代の女の子。サーカス一座の中では若手で、まだ舞台での出番はない。念も覚えたて。

 

モリトニオ:サーカス一座の団長。ヒソカの才能を見抜き念を教える。

 

ボリゾイ:団員の一人。昔、便所に住んでいたらしい。

 

キシタ:団員の一人でジャグリングを担当。作中で足の怪我をする。

 

ヤスダ:団員の一人でキシタとジャグリングのコンビを組む。

 

百面ジョン・ドゥ:当時世間を賑わせていた犯罪者。犯行の特徴として「圧死」させる。百面の名の通り犯行の際、毎回違った人相をしていて、それが世間の人に恐怖を与えていた。

 

 

ストーリー

とあるきっかけ(といっても道で倒れていたら偶然拾われた)でサーカス一座と行動を共にするようになったヒソカが、団員キシタの怪我の代役でジャグリング担当で舞台に出ることになる。

 

10年以上鍛錬を重ねてキシタとのコンビネーションを深めてきたヤスダだったが、初舞台にもかかわらずヒソカに自分と同レベルもしくはそれ以上の芸当を披露させられた。
それがきっかけでヤスダは一座を抜ける。


またヒソカの才能を見抜いた座長のモリトニオに週に一度の念の稽古をつけてもらうことを約束してもらったが、常人なら3年はかかる「練」をたった一週間ヒソカは習得した。

 


とあるの日、買い出しに出かけたアバキが夜道を歩いていると、世間を騒がせている百面ジョン・ドゥの犯行現場を目撃する。

 

アバキも年を使用できるため念を使った攻撃を試みるも、あっさりとジョン・ドゥに受け止められる。

 

しかしそこにヒソカが現れ、ジョン・ドゥの左目にトランプで切りつける奇襲攻撃をかけ、これが成功する。

その時にヒソカはジョン・ドゥに対して「嘘臭い感触」だと呟く・・

 

 

そして数日後、最大規模のショーでの成功を収めた夜に事件は起こる。

昼間は人で溢れかえり、夜は人気が一切ない劇場の前でモリトニオとヒソカが話す。

なぜ君(ヒソカ)あの日あそこで倒れていたんだね」とモリトニオ。

 

ヒソカ「過ぎたことをベラベラ語るのは好きじゃないんだ・・♣︎

モリトニオ「明け透けに語り合おう。もちろん私のこともはあそう

 

ヒソカ「・・・それじゃあ・・・左目、調子はどうだい?ジョン・ドゥ

 


******

数日前にジョン・ドゥと対峙した時に攻撃した感触やオーラの感じからモリトリオがジョン・ドゥだとヒソカは気付いていたみたいですね。

******

 

モリトニオ「昔から人が驚く顔を見るのが好きだった。妹の驚く顔が見たくてつい殺してしまった。ハンターでも旅芸人でも人を驚かそうと思った

ヒソカ「じゃあ僕を驚かせてみてよ♡

と、ついにヒソカの初めての戦いが始まる。

 

 

バンジーガム初披露

ヒソカとモリトニオの念能力者バトルでは、なんとバンジーガムが初披露される。

 

その前にまずモリトニオの能力について。

百面の秘密としてハンカチを顔にかけてなりたい顔を思い浮かべるとその顔になれるという能力、「スカーフェイス(継接ぎされた真実)

もう一つ、オーラを磁石の鉄柱に変える「ブラッドマグネット(鉄塗りの双極性)


モリトニオはブラッドマグネットでヒソカに攻撃するも全て交わされる。

交わされるどころかヒソカに「凝」を使われ能力を見破られた。

 

そしてバンジーガムを鉄柱と自分自身につけられ、鉄柱を自らに喰らい勝負はあっけなく終了。

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最後にモリトニオの顔にハンカチを乗せ百面ジョン・ドゥの顔に変化させて

…うん、その方が似合ってるよ♡

と言い残し、その場から立ち去る。


二人の戦いを知らないアバキが「モリトニオ!ヒソカ!」と探しにくるももうその場には二人は存在しない。

 


ヒソカがなぜ冒頭で倒れていたのかという謎から始まり、最後は行き先もしれず立ち去る、という終わり方…ヒソカらしさがあって面白かったです。

冨樫が書いたんじゃないの?と思ってしまう出来です。

石田スイさん流石ですね・・

 

 

ヒソカのポテンシャルの高さ

この過去編ではヒソカが念能力を覚えるまでの話ですが、やっぱりというか、もちろんヒソカのポテンシャルの高さが描かれていました。


ハンター世界では一般的には纒を覚えるまで1年、練は3年だそうですが、ヒソカと同年代のアバキは9ヶ月かけて纒を覚えたようです。

 

それに対してヒソカは1週間で練まで身につけた。

さらにその数日後にはバンジーガムを習得した。


多分ゴンやキルアと同様かそれ以上の才能があって、ウイングが言っていた5000万人に一人の才能の持ち主なんでしょう。

 

あとヒソカがお風呂に入るシーンがあるのですが、僕は最初この場面を読んだ時に
お風呂で水見式の修行でもしてるのかな?」と読み流していました(笑)

ただ後で読み直し(ネバァ・・)という擬音があることから、バンジーガムを発動(開発)しているのではと思われます。

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それとキシタの怪我の代役で舞台に上がった時に、ヤスダとのジャグリングでキシタ・ヤスダだけができるコンビネーションプレイを初見のヒソカがバッチリとこなす場面が描かれていました。

そしてヤスダは(俺の12年・・一体・・・)と心の呟きました。

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このシーンを見た時にハンター試験のこの場面を思い出しましたね。

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おそらくトリックタワーのヒソカをオマージュしているのですが、こういうのもハンターファンからすればたまらないですね!

 

まだまだ語りたいのですが長くなりそうなのでこの辺でやめておきます。
とにかくハンターハンターファンでまだこの対談と過去編を読んでない人は必見です!

 

 

前回記事

www.pi-seto.com

 

対談と過去編

www.shonenjump.com

 

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