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人材派遣の会社で働いていた時の話

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昔、人材派遣の会社で働いていた時のこと。

 

人材派遣と言えば、字の通り人材を派遣する会社で、労働者の雇用は弊社(僕が働いていた会社)に属し、そこから派遣先に人材を送り込むビジネスだ。

 

目次!

 


人材派遣会社の仕組み

お金の流れは、派遣先の会社から時間分のお金をもらい、そこからマージンという紹介料を抜いてから派遣の人にお給料を渡す。

 

人を右から左に流して、その途中で紹介料をもらうことで成り立っている

マージンも派遣の人の時給の30%程もらっているぼろい商売だ。

 

*派遣の人の時給が1000円なら30%の300円が利益になる。

もちろん1000円のうちの300円を貰う(700円と300円に分ける)のではない。

派遣先には1000円の30%の上乗せした1300円請求する。

そこから1000円を時給として派遣の人・300円を弊社が貰う。

 

8時間働けば、1300円×8時間=10,400円

内訳は

・派遣の人に8000円

・弊社に2400円になる。

 

1日2400円の利益か・・となるかもしれないが、これが週5日、月20日、派遣先の人数が10人、100人と増えれば、儲けがどんどん増える。

 

さっき書いた通り人を右から左に流すだけの仕事だが、ほんとにぼろい商売だと思う。

 


これは派遣の場合だが、紹介(転職)になると時給ではなくて、年収に紹介料を上乗せするようになる。

転職者の見込み年収が500万円だと、30%は150万円だ。

人一人を転職させるだけで数百万単位のお金が動く。

 

 

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派遣会社を利用するメリット

30%のマージンなんて正直ぼったくりもいいところなのだが、そうとわかっていても人材派遣を利用する会社はたくさんある。


1000円で済む時給をわざわざ1300円払って人を働かせるメリットなんてあるのだろうか?と疑問に感じる人もいるだろう。

 

人材派遣を利用するメリットは必要がなくなればクビを切りやすいということだ。

 

日本では終身雇用があるので1度採用が決まれば会社側から従業員を辞めさせるのが難しい。

クビにできないから退職金を多めに払って辞めてもらう早期退職制度というのがあるくらいだ。


人一人を正社員として雇うというのは数百万どころか数千万単位の人件費を計算しなければならない。

しかし、派遣ならいつでも好きなタイミングでクビにすることができる。

 


もっと気軽に解雇・リストラができれば派遣というものを利用しなくて済むし、そうなれば人件費に悩まされなくて済む。

逆に言うと、派遣会社からすれば終身雇用制度のおかげで派遣サービスで飯を食えている。
終身雇用万歳である!!

 


ちなみに元弊社では「こんなぼろい商売もっと広げないと勿体無いで!
せや、隣の韓国でも支店を立ち上げて派遣ビジネスしよ!

となり韓国で事務所を借りて、韓国で立ち上げのメンバーも決まって

「いざ、始めるぞ!」

となったのですが、韓国では派遣法がなくて、派遣ビジネスをすることができず、結局速攻で撤退しました。


「いやいや…なんでそんなこと最初に調べてないの?頭おかしいんじゃないの?」と新入社員ながら思ったのはもちろんの事。

 

 

 

女性が多めの職場

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僕がいた会社は男性と女性の割合が3:7で女性が多めの職場でした。

女性が多いと「くぅ〜羨ましい!」みたいな意見が出ると思いますが、実際はそんなことはなかった。

 

派遣会社の1日は早く8時過ぎに出社して21時過ぎまで仕事をします。

 

定時が18時なので毎日3時間残業することになり、月単位でいうと60時間の残業です。

過労死ラインの残業時間が月80時間と言われているので、なかなかのブラック寄りではないでしょうか?

 

毎日3時間の残業生活なのでみんなヘトヘトになっていて、女性の多い職場でしたが、ほとんどが独身で彼氏がいる人は少なかったです。

男性先輩社員は結婚している人が多かったのですが、社内恋愛の雰囲気もなく、数少ない男性社員はどこで相手を見つけてたのでしょうかね・・

 


女性が多い職場ならではのギスギスした関係もありました。

僕が入社して3ヶ月程経った時に3年上の女性の先輩が辞めることになったのですが、この先輩が新入社員の世話係的な役を務めていて、僕含め同期もみんな大好きな先輩でした。

で、世話係的な役をするということは会社の上の人間からも気に入られているということです。

見た目も綺麗な方でした。

 

しかし女性の職場だとそういう立場の人は変な目立ち方をするので、他の女性の先輩から良いように思われず、嫌がらせを受けて退職することになりました。

 

実際に嫌がらせの現場を見たわけではなく、その方が辞めた後に

「実はあの先輩、無視されたり仕事を押し付けられたり他の先輩からかなり嫌がらせされてたらしいよ」

と聞いたのでどこまでが本当かは謎です。

 

ただ最後の出勤日の時にそのお世話になった先輩が

「今までお世話になりました」

と挨拶をした時に

男性社員は「お疲れ様ー!」みたいな反応でしたが、女性社員は誰も目も合わせず、口も聞かず、完全無視をしていました。

 

(そんな最後の最後まで嫌がらせするかね。女性の職場怖い・・)と思った瞬間です。

 

 


離職率高い

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月60時間の残業・女性が多く神経を擦り減らす職場だったので離職率も高かった。

採用した人数分、辞めていく人もいたという感じです。

 

例えば新卒で30人程採用したら、1年で27人くらいは退職していたんじゃないでしょうか。
*例としての数字で、この27人というのは新入社員が27人辞めるわけではなく、先輩含めての27人という例えです。


僕が採用されて1ヶ月目の時にSEの先輩が辞めて、2ヶ月目であまり絡みのなかった先輩が辞めて、3ヶ月目で先ほどの女性の先輩が辞めて、4ヶ月目で10年目の先輩が病気で休職して・・

という感じでほぼ毎月誰かしらがいなくなっていました。

 

 

ちなみに僕も半年で退職して離職率の高さに貢献した残念な人間の1人です。

 

 

まとめ

・派遣会社というのは終身雇用制度に乗っかったぼったくりビジネスみたいなもの

・終身雇用がなくなり労働市場が流動的になれば派遣会社のメリットがなくなる

・派遣会社はおそらくどこも長時間労働を強いられるので志望している学生がいたらその辺は覚悟しておくように!

・法律を調べずに新規事業を立ち上げようとして失敗した無能な経営者がいた

 

関連記事です↓ 

www.pi-seto.com

 

 

以上!